誕生から1カ月は理解と協力を

妊娠期~乳児期子育ての知恵袋母親だって・・・母親応援団

少し期間が空きましたが、我が家の歴史の続き・・・Part.1

誕生から1カ月は格闘の日々

産まれたばかりの赤ちゃんを見たことがありますか?片腕に収まる小さなお猿さんです。うっかり・・・なんてことがあれば壊れてしまいそうで護ってあげたいと自然と想わせてくれる存在です。

生後0日~1カ月は格闘の日々です。なぜ泣いている?もうミルクの時間?またオムツが~着替えさせないと・・・ 体の疲労が抜けないままに始まる育児は気が抜けません。寝る時間を確保することも、食事をゆっくりとることもできない状態が続き、周囲の理解と協力がないと乗り越えられません。

お祝いをしたい家族や親族、ご近所さんが多いでしょう。大変有難いことですが、体も精神面も安定していないので、ご遠慮いただきましょう。

母乳育児を強要しないで

長女を出産したころ、世間では母乳育児を推奨していました。カンガルーケアという言葉が出始めたころです。私が出産した病院では強要されることはなく、ミルクと混合で大変助かりました。

というのも、私は母乳が出にくかったのです。赤ちゃんが満足するほど出ませんでした。その事で落ち込んでいる中、義母と親族は『鳴き声を聞けば自然と出るもの・母親の自覚が足りない』などの言葉を声高らかに笑いながら病室で話していました。この言葉は、授乳室で母乳を上げている姿を見て、母乳のでない情けない自分に悩んでいる私の心を深くえぐりました(産後の恨みは一生です💢)

母乳が良いか悪いかは置いといて、メリットとして①直ぐに飲ませられる ②お金がかからない。しかし、デメリットもあります。①母親がバランスの良い食事を心掛けなければいけない ②体調が悪くても薬を飲めない ③外出時には飲ませる場所を選ばなければいけない。

では、ミルクのメリットは? ①誰でも飲ませることができる ②栄養素がしっかりしている ③外出時でも場所を問わず飲ませられる。一方でメリットもあります。①ミルク代・哺乳瓶・除菌など費用が掛かる ②外出する際には荷物が多くなる ③哺乳瓶を除菌する手間がかかる。

私が出産した病院では、夜の授乳は看護師の方が変わりにしてくれたので、母乳の方は就寝前に搾乳していました。おかげで、入院中はゆっくりと休むことができ、穏やかな入院生活でした。

パートナーの支えが一番嬉しいです

里帰り出産をする方もいるでしょう。ですが、旦那さんの理解と協力が一番心の支えになります。離れていても、連絡をしてくれたり、休日に顔を見せてくれるとホッとします。

遠方に里帰り出産をする方もいると思います。里帰りし実両親がいるからと安心しないで。奥さんはあなたとの子どもを一生懸命育てているのです。毎日気にかけてくれている!そう感じるだけで頑張れるのです。

1カ月で大きく成長します

産後1カ月には母子ともに、1カ月検診に行きます。小さなおさるさんだった赤ちゃんも約1Kg体重が増え、体つきもしっかりしてきます。母体にも異常がなければ、普段の生活に戻るよう許可がでます。

この1カ月検診では母親の精神状態も助産師さんに聞いていただけます。産後うつの傾向にないか?育児の不安など、心身ともに健康であるかを聞いていただけます。心配な事など、どんなことでも恥ずかしくありません。話を聞いていただきましょう

1カ月検診が終わる頃を期に里帰り出産を終える人も多いのではないでしょうか?家に戻り旦那さんと赤ちゃん(兄姉)との生活に心弾ませる一方で、不安もあると思います。先に記したように、離れている間に父親としてできることを学んでおきましょう。奥さんが戻ってきて安心して過ごせる環境を整えてくれると、とても心強いです。

もちろん、完璧でなくてよいのです。一緒に生活しながら赤ちゃんのお世話を協力してくれると家族の絆も深まります。

プチコメント⑴

妊娠・出産・子育ては母親だけでできる事ではありません。妊娠した時から一緒に胎児の成長を見守り、出産・子育てを協力してくれる心強い味方。それが、夫であり、子どもの父親です。

プチコメント⑵

近年では、産後ホテルが地域によっては利用できます。頼る人がいない、育児に疲れたと感じたら利用をするのも一つの選択肢です。全国に広まることを願っています。

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